2015年2月28日土曜日

ハードドライブとシステム領域の関係

ハードドライブ(HDD)容量と実際に使える容量



PS4のデフォルトの内蔵HDDのサイズは500GBになっているものの、
実際に使える領域(容量)は小さい。

PS4の本体ストレージ管理画面で確認してわかる通り、406.5GBが
自由に使える容量となっている。管理人の場合はその数値になったが
読者の使用HDDはどうなっているのか確認してみると良いかもしれない。

500GBとはいうものの、自由に使える領域が400GBちょっとなので80数%
ということになる。

それでは、大容量の場合はどうなるか?この関係性については
ディペロッパーWikiのほうでまとめられていた。

容量の表
市販容量実際の容量報告容量自由に使える
容量
500GB465.76GB408GB407GB
1TB931.323GB862GB861GB
1.5TB1396.984GB1313GB1312GB
2TB1862.645GB1768GB1767GB
3TB2793.968GB2673GB2672GB
4TB3725.29GB3579GB3578GB
6TB5587.935GB5390GB5389GB
8TB7450.581GB

10TB9313.226GB


500GBの場合
「実際の容量」とは、Windowsで確認され報告される実際の領域で、
15にセグメント化することで420.12GBがメインのパーティションに
区分され、ユーザーが実際に使える領域になると408GB。

1TBになると、ユーザーが使える領域は862GBとなり、500GBと比べて
若干使える領域が増える。細かな計算で行くと、
500GBのHDDの使える容量は81.6%の408GB、
1TBの場合は、86.2%の862GBで、
1.5TBの場合は、87.53%の1313GB。
ということで、
容量が大きくなっていけばいくほど、容量の小さいHDDよりも比率的
に使える容量が増えていくことになる。

そのため、ハイブリッドやSSDに換装する場合は、できるだけ1.5TB以上を
選んだ方が大容量のメリットを受けやすくなる。ただし、SSDは500GBを
選択しただけでPS4が一つ買えてしまう値段になるので、一般の消費者
からすると1TBが限界と言えそうだ。

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