2015年2月5日木曜日

PS4対応HDD ,SSD, SSHD比較と互換

PS4用ハードドライブ


換装メリットデメリット

PS4用のハードとして、9.5mmのSATA 2.5のハードドライブが使用可。
また、SSDも使用可能だが、PS3と比較してメリットが少なく、
どちらかと言えばSSHDが現時点でベストと言える。(2015年2月)

HDD- Hard disk drive
SSHD-Solid-state drive
SSD-Solid-state drive

SSDとSSHDを比較した時、SSDのほうが起動時間やゲームのロード時間の面で高パフォーマンスであることは間違いないが、価格面においては、やはり、SSDはHDDやSSHDの4倍以上も値が高くなってしまう。[1] 

価格的に安く抑えられるSSHDに換装すれば、スピードの面でHDDよりも高パフォーマンスが期待できるので、換装するメリットが得られる。特に、HDDの容量が足りなくなってきて、もう少しパフォーマンスを上げたという時には、SSHD(ハイブリッド)の購入をお奨めする。


各ハードドライブの比較動画

2分当たりから起動時間の比較(Defalut=HDD ,Hybrid=SSHD, SSDの比較 )


PS4と互換性のあるハード(HDD & SSHD)

以下に紹介するのは、開発業者のWikiに掲載されたPS4で使用可能な製品(互換)。
9.5mm以内なら使用可能なため、7mm(2.5インチ)の製品も含まれている。(参照)では、実際にその製品を紹介しているサイトを見ることができる。

国内で販売されていないもの、もしくは、サンプル出荷で未対応のものなどはリンクを付していない。

HDD
Seagate Spinpoint M9T-ST2000LM003 (2TB)
Seagate Spinpoint M9T-ST2000LM004  (2TB)
Seagate Spinpoint M9T-ST2000LM006  (2TB)

HYBRID (ハイブリッド、SSHD)
Seagate Laptop SSHD ST1000LM014(1TB)
Seagate Laptop SSHD ST1000LM015 (1TB)
Seagate Laptop SSHD ST1000LM028  (1TB)
Seagate Laptop SSHD STBD100040  (1TB)
Toshiba MQ01ABD100H (1TB バルクマーケット,3年保証付き)
Toshiba MQ02ABD100H 1TB, バルク品 /参照)[2]
Toshiba MQ01ABD075 (750GB バルク品)
Toshiba MQ02ABF050H (500GB 2015年2月サンプル出荷【B to B出荷】)
Toshiba MQ01ABF050H (500GB)
Seagate LAPTOP Thin SSHD ST500LM000 (500GB)
Seagate Laptop Thin SSHD ST500LM001  (500GB)
Seagate Laptop Thin SSHD ST500LM020

SSD(PS4互換)
(随時更新)
WDS500G3B0A-EC(WDS500G2B0Aの後継?)
Crucial M550 CT1024M550SSD1(1024GB・参照)
Crucial MX200 CT1000MX200SSD1(1TB)
Crucial BX100 CT1000BX100SSD1(1TB)
Transcend SSD Premium TS1TSSD370(1TB, 2.5inch, SATA3)
Mushkin Reactor MKNSSDRE1TB (1TB, 2.5inch)
Plextor M6 Pro (1TB)
Samsung SSD850PRO MZ-7KE1T0B/IT (1TB)
A-DATA Premier Pro SP610 ASP610SS3-1TM-C(1TB)⇒チェック(44980円)
A-Data Premier Pro SP910 SSD 1TB (1TBはないが512GBあり)
Crucial M500 CT960M500SSD1(960GB・参照)
Samsung SSD840 EVO MZ-7TE500B/IT (500GB・参照)
Crucial MX100 SATAIII CT512MX100SSD1(512GB)
Samsung SSD850EVO MZ-75E500B/IT(500GB)
インテル SSD 730 SSDSC2BP480G4R5 (480GB・参照


どのハードドライブが良いか
初期型PS4のスペックではSATA2のハードドライブで十分で、SATA3はオーバースペック。価格を抑えるSATA2のハードドライブが良いとされている。

また、どのメーカーのドライブでも故障はつきものだが、故障率の少ないメーカーを選択するのも重要なファクターと言える。バックアップ(クラウド)サービスの大手「Backblaze」の調査では、SeagateのHDDは比較的故障率が高いということがわかっており、一方日立の傘下にあったHGSTが手掛けたドライブは故障率がかなり低い。そう言う意味で、HDDやハイブリッドなら、国内メーカーを選択するのが無難と言える。
ただ、海外のレビューでは、SSHDであるSeagate SSHD ST1000LM014 の評価はかなり高く、PS4で故障したという声は聞かれない。アマゾンレビューで星1つを付けるレビュワ―のほとんどは使用して使えなくなったことに対する嘆きの投稿(PCでの使用)であったが、1400レビューに対して82人が最悪の評価を付けているので、やはり5%ほどの故障率ということは確かのようだ。ちなみにHGSTの場合は、2~4%の故障率と言われている。


脚注
[1] 2013年11月時点 
Corsair 240GB Force GS SSD - $189 - $0.78/GB (→ amazon
Seagate 1TB Hybrid SSHD - $122 - $0.12/GB (→ amazon)
HGST 500GB 5400 RPM HDD (SATA Ⅱ)- $50 - $0.10/GB (SATA Ⅲ→ amazon
(テストページでは、価格面で7,8倍の格差あり。また、PS4はSATA 3「6Gb/s」まで対応。)

[2]
東芝は、2015年5月にも3TBのHDD「MQ03ABB300」をサンプル出荷する予定。しばらくは、
B to Bの製品として販売されるため、個人で取得するためにはさらに期間を置くことになる。
ただ、MQ03ABB300は高さ15mmとなるため、PS4との互換性は無いように思われる。

サンプル出荷日に消費者に販売するお店もある。早く購入したいという方は次のショップで確認してみると良いかもしれない。
Dospara ドスパラ
Tsukumo ツクモ
パソコンSHOPアーク